【27戦目/恋人】ストレート負け
◼︎14人村
◼︎メンバー:クロ助、千鶴、武史、メアリー、サンコン、葵、理央、リリー(私)、恭平、亀吉、シュタイン、甘太郎、鈴夫、英子
◼︎内訳:狼狼狼占恋恋ハ村村村村村村村
◼︎オープンルール(初日占いなし。初日咬みなし。)
▶︎1日目
私(リリー)は恋人をひいた。
相棒は葵だ。
まだハタチそこそこの若い葵は挙動不審気味で、どうも危なっかしい。
彼女が疑われたら助けてやらないと。
「初日に恋人はでないでください。すぐに咬まれるから」
経験豊富な武史が言い、皆頷いた。
4人くらい投票対象を絞ろうという話になる。
投票が散らされてしまうよりは絞ったほうが、
狼の組織票なども後々洗うことができという意見があった。
話し合いの結果、武史、サンコン、亀吉、英子の4人に。
私はこの4人のなかだと、亀吉を信じたいと思った。
彼が「自分は村だが、恋人が投票されるくらいなら自分が人柱になったほうがいい」と言ったからだ。
票を最も集めたのは、英子だった。
処刑:英子
正体:村人
▶︎2日目
死体:理央
正体:占い師
残り:12人
いきなり占い師が襲撃されたので、村には衝撃が走った。
私はすぐ隣にいる理央が、そんなに役職者っぽくは感じられなかったため、
かなり意外だった。
狼から見たら、その雰囲気はよく出ていたのかもしれない。
村からは、リリーが疑わしかったという話があがる。
英子への投票の仕方が、「乗っかり」に見えたというのだ。
「乗っかった風に見えたのは状況的に仕方ないでしょう。
私の前に、英子へ入れた人が続きましたから。
でも私は英子を選んだ理由がちゃんとあります。
他の候補者よりもパッションが薄かった。
村を導いていこうとか、狼を全滅させようとか、そういった力強さが彼女からは
あまり感じられなかった。
だから投票しました」
リリーはこう弁明した。
「でも、なんか大人しかったよね、昨日。私もリリーが怪しいと思うんだよね」
それでもまだ疑う声がある。しつこいな〜
「私は村人です。村をひいて安心していたんです。
初日だから判断材料がないでしょう。
気楽に考えて臨んでいたけど、それが態度に出ていただけです」
はっきりと申し渡すと、反論がなくなった。
今度は亀吉が疑われ始めた。
彼も、村人の英子に投票した者の一人だ。
直感で、彼は本当になんの能力もない村人なんだと思った。
彼はわりと表情に出るタイプだと私は思う。
何か役職をもっているときと、もっていないときの声のトーンが違う。
もっていないときのトーンだと、私は読んでいた。
それでも村の総意は変わらなかった。
処刑:亀吉
正体:村人
▶︎3日目
死体:葵→芋づる式に、リリーも。
正体:恋人
残り:9人
恋人の片割れが襲撃されてしまい、敢え無くリリーも退場。
あー。
千鶴と武史がバッティングし始めた。
お互いを疑っているようだ。
千鶴の言い分としては、葵を狙ったのは武史以外にいないらしい。
シュタインもその話にやや賛同している様子。
ただ、千鶴にはほとんど根拠なく、上級者の武史だからやりそうだ、黒い、と言っているレベルだ。
シュタインは鈴夫を怪しんでいて、その鈴夫とラインが見え隠れする武史が黒い、と理由を言っている。
天国エリアから見ていた私からしたら冷静な判断ができていない千鶴が一番怪しかった。
それは村から見ても同じだったらしい。
処刑:千鶴
正体:村人
▶︎4日目