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リリーの人狼戦記

リリーです。対面の人狼ゲームが大好きです。都内の会場を徘徊中。写真はイメージ、人の名前はすべて仮名です。

【31戦目/村人】亀とかハムスターとか

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◼︎14人村

◼︎内訳:狼狼狼狂占ハハ村村村村村村村

◼︎オープンルール(初日占いなし。初日咬みなし。)

◼︎人狼:祐司、ヤスシ、アラタ

◼︎狂人:グリム

◼︎占師:梓

◼︎ハンター:理央、祥子

◼︎村人:亜希子、達也、ミカ、祥子、勝男、リリー、マイク、良男

◼︎結果:人狼の勝利


 

▶︎1日目

私が引いたのはまたもや「村人」だった。
 

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この村では自己紹介で、好きな動物は何か、というお題が出た。
ちなみに、人狼の場合は嫌いな動物を、
さも好きであるかのように嘘をつかないといけないこととなっている。
 
ほとんどが犬や猫、またはそれぞれの犬種や猫種を答えるなか、
爬虫類と答えたのはアラタだ。
ハムスターと答えたのがヤスシ。
鶏と答えたのが勝男。
そもそも動物が好きじゃない、と言った亜希子は、私は信用できると思った。
 
この日はアラタがとても注目された。
爬虫類でも何が好きなのか、と祐司が突っ込む。
「そうだねー特に好きなのは亀かな」
アラタは楽しそうに返す。
「歩き方とか、表情とか、たまんないよね」
「いや、たまらなくは、ない」
良男が一蹴した。
「亀はいつも口角があがってる。ご機嫌な奴じゃんか」
 
これ、絶対に狂人の喋りだろ。
 
「なんで爬虫類なの」
全く意味不明だと言わんばかりに亜希子が聞く。
「僕、毛のある生き物、ダメなんスよ」
「そんなんだから人間の彼女ができないんだろ」
皆がどっと沸いた。
 
「私、アラタが狂人っぽいと思いますよ」
私がそう切り込むと、さらに周りは大爆笑。
 
「なんで?そんなに不自然?亀、かわいいでしょ」
アラタが無邪気に聞いてくるので、私は鋭く答えた。
 
「亀がどうのこうのとか、どうでもいいんです。
話の持って生き方が、市民アピールに見えないんですよ。
狂人アピールですよね」
一同はさらに沸いた。
 
「自分が爬虫類が好きじゃないから、
そういうツッコミを入れるんじゃないんですか」
ヤスシの私への突っ掛かり方に、強い違和感を覚えた。
彼には何かしらの熱心な支援団体のような、
気持ち悪さがあった。
 
絶対にアラタをいじめて欲しくない。
そういう態度だった。
 
「私は爬虫類が嫌いなんて言ってませんよ。
アラタの話の持って生き方が怪しいと言ったんです。
それに、その言い方は庇っているふうに見えますよ。
だから、私はヤスシのことは怪しいと思っています」
 
一気に言うと、ヤスシが引っ込んだ。
ざまあみろ。
 
「ハムスターが好きっていうのも、微妙な感じするよね」
勝男がぼそっと言った。
「いや、お前の鶏のほうがわかんねーから」
マイクが勝男をぶった切る。
「マイクは本当にポメラニアンなんか好きだっけ?犬アレルギーじゃなかったっけ?」
アラタがかき回す。
 
その後もなんだかんだと動物談義がずいぶん引き伸ばされ、
投票の時間になる。
 
私はアラタとヤスシに投票され、2票はいった。
また、私を含め、他の4人がアラタに投票した。
 
処刑:アラタ(人狼
 
▶︎2日目
 
死体:リリー(村人)
残り:12人
 

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咬みやがったな、このやろう。
私に指摘されて反論できなかったくせに。

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頭にきたが、初夜トン(1日目の夜に襲撃されること)だし、これは脅威咬みってやつだろ。
実力を認められたと、勝手に思うことにしよう。
私は天国ルームから村の様子を伺うことになる。
 
村ではアラタが身内切りされた可能性が高いという議論になった。
投票を洗うところから始まる。
 
「僕が投票順は最初だった。だから、僕から理央、亜希子あたりまでは
決定票とは無縁だし、狼の組織票にはならないよな」
良男の意見に皆、頷く。そこに、マイクが口を開いた。
 
「僕は祐司が怪しいと思ってる。
祐司は議論中、ほとんど会話に参加してなかった。
彼が喋り出したのは投票のときだろ。
投票のタイミングで、爬虫類は云々言い出したんだ。
それはあれだけ議題に上っていたアラタが処刑されることを先読みして
身内切りしたんじゃないのか。
僕はかなり、祐司が疑わしい」
 
この指摘に対して、特に誰かが強く反論することはなかった。
理央が手を挙げた。
 
「私は昨日、アラタに投票しなかった人のなかで
一番怪しいと思ったのは祥子です。
私に投票した理由が曖昧だし、適当な感じがしました」
「曖昧にしたつもりはなくて、
理央の発言とかリアクションが、村人としてうまく溶け込もうとしてるように見えたから…
なんとなく、変かなって思ったんです」
祥子の返答にマイクが突っ込む。
「祥子、怪しいな〜〜」
 
「理央も怪しいと思うけど。やっと喋ったと思ったら唐突に祥子に攻撃してきたね」
勝男が指摘すると、理央が反論した。
「私はさっきから何度も喋ろうと思ってたよ。
でも、皆の勢いに負けて諦めただけ」
 
なんだそりゃ。
諦めるんかい。
 
その思考が、既に村っぽくない。
いや、理央は村人なんだろうけど、
中途半端なパッションでここらの連中と渡り合えるわけないだろ。
みっともなくても、信じられるものがあるなら突っ込んでいけよ。
 
「それより、鶏が好きっていうあなたのほうが怪しいです」
理央が反撃した。
「僕は鶏、普通に好きです。あいつら結構慣れるし。
っていうか、小学校の時、飼育員だったし」
勝男の返答にミカと祥子は爆笑だ。
 
「まあ、鶏が好きってところはちょっと特殊かもれないけど、彼は村だと思うよ。
僕は勝男がしゃべるところを見てたけど、しゃべりながら周りを見渡してた。
人狼を探してるふうだった。
あれは狼にはできないことかなって思った」
 
グリムが言うと、一部は納得しているようだった。
グリムも経験が豊富なようで、指摘が鋭い。
 
「そんなわけで鶏はほっとこう」
一同はさらに爆笑した。
 
最終的にヤスシとマイクが票を集め、決戦投票となる。
 
処刑:マイク(村人)
 
▶︎3日目
 
死体:ミカ(村人)
残り:10人
 

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ここで占い師は出ようという話になる。
挙手したのは2人だった。
 
ヤスシCO→初日:ミカ白、2日目:勝男白
梓CO→初日:リリー白、2日目:ヤスシ黒
 
人狼を疑い投票までした挙句、夜に咬まれたリリーを占ったことと、
対抗の占い師を占ったことを
ヤスシに厳しく追及された梓は、
完全に信用負けしていた。
 
「なんで僕を占ったんですか?
それ、意味あると思ってます?
ないですよね?
僕から見たらあなたは偽物。
あなたから見ても偽物。
それは変わらない。
僕とあなたは絶対に敵同士だから。
僕とあなたはいずれ天秤にかけられて、
村が判断すればいいだけの話です。
ここで僕たちがしなくちゃいけないのはグレーの中から占うことでしょ」
 
 
梓は、正確に言えば信用負けするような占い方をしたわけじゃない。
確かに対抗を占う場合は、それなりの理由が求められる。
その理由を明確に説明できればいいだけの話だ。
 
私(リリー)を占った理由は、私が初日に2票もらっていたから。
結果、リリーは白だった。
しかも咬まれた。
そのリリーと真っ向から対立していたヤスシは、
明らかに黒かったから。
 
こう、力強く言ってやればいい。
 
梓の欠点は歯切れの悪いしゃべり方だ。
ちょっと厳しく追及されると、すぐに矛先を収めてしまう。
自信なさげに、口調が尻すぼみになる。
「ああ、そうですか・・・」じゃないよ!
開き直る勇気もないのか。
 
あーあ。
しっかりやれよ。
あんたが真占い師なんでしょう。
 
それでも村は梓を吊らないようだ。
グリムが何か言いかけて口ごもった。
それを理央に尋ねられたが、彼はそれ以上しゃべらなかった。
 
「占い師の真偽は今は分からない。
村人が間違って真占い師を吊るような事故は起こさないほうがいい。
それよりも真占い師を夜に襲撃させて
真偽を問いたほうがいい。
今日は別の怪しい奴を吊ろう」
良男が、言ったことが村の意見となったようである。
 
亜希子は達也に、勝男は良男に投票している。
他は皆、一斉にグリムに投票した。
 
処刑:グリム(狂人)
 
▶︎4日目
 
死体:梓(占い師)
残り:8人
 

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梓の正体が分かったところで、
この日は対抗していたヤスシが間違いなく人狼確定、
翌日に誰を吊るかという議論になる。
議論に混ぜてもらえないヤスシはブスっとしていた。
 
人狼のヤスシにも、狂人のグリムにも投票しなかった奴が怪しい」
良男が隣にいる理央を見て言った。
「なんか怪しまれてるから言うけど、私はハンターですからね」
ここで理央がハンターCO。
 
「ハンターなんですね。
今日のところは信用しましょう。
ちなみに僕が今、怪しいと思っているのは亜希子かな。
村人ばっかに投票してる気がします、そうじゃないですか」
良男が詰め寄ると、亜希子は弱弱しく頷いた。
「私は今回、間違えてばっかみたいで」
 
「今夜、僕が殺されたら亜希子を処刑してほしい」
良男がそう言い残すと、投票の時間になった。
 
処刑;ヤスシ(人狼
 
▶︎5日目
 
死体:理央(ハンター)
道連れ:良男(村人)
残り;5人
 

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2匹目の人狼を処刑できたものの、村人を2人同時に失い、
村側はかなりテンパっている様子。
理央から見れば、良男の厳しい追及が
人狼に見えたんだろう。
 
祥子がここでハンターCO。
今日はまだ最終日にはならないので、
祥子を中心に話が展開される。
 
「村人ばかりに投票していた亜希子と勝男が疑わしいです」
祥子が言うと、祐司と達也が頷いた。
「僕も亜希子が特に怪しいと思う」
「え、私は祐司のこと信じてるんだけど、そうか・・・状況的に私が疑わしいよね」
亜希子は自分の判断ミスを素直に認める。
 
勝男はハンターの祥子しかもう信じられないらしい。
ただ、彼はあまりにも口数が少なすぎたようだ。
 
処刑:勝男(村人)
 
▶︎6日目
 
死体:達也(村人)
残り:3人
 

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こうなると村人と人狼の一騎打ちだ。
「私、祐司のこと信じてたのに」
「僕から見て亜希子しかいません。亜希子に投票しましょう」
 
ここは圧倒的に亜希子が不利。
亜希子はずっと、人狼を殺す票を入れてなかった。
上級者が熱弁をふるっても、基本的に彼女は自分で考えて投票をする。
それはとても村人っぽかったけれど、
結果がついてこなかった。
 
それでも彼女は物凄く頑張っていた。
「私、初日にリリーに投票しなかったよ。
あんなにアラタを責めてた人だよ、
私が人狼だったら、アラタを庇うためにリリーに投票してた。
 
残り30秒になっても、彼女は熱弁をふるった。
 
「それに、人狼だったら、絶対にハンターでCOしてた。
それをしないで今日まできたんだよ。
だって私が村人だから」
 
おお。
すげえ。
初日から今日まで、自分の潔白を証明するために、言い切った。
亜希子、すごい。
 
対する祐司は、ほとんど喋らない。
ときどき亜希子の話を無視して、祥子のほうに話しかけている。
「もう後がないから、ああいう風に言うしか、ないんですよ」
 
処刑:亜希子(村人)
 
 

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人狼の勝利!!
 
うわーーーー。
亜希子、最後にがんばったのにね。
祥子は祐司のほうを信じてしまったみたい。
残念だあ。
 
祐司の、初日の身内切りや最終日での冷静な対処、
ヤスシの、破綻覚悟での真占い咬み等、
しびれるねぇ。
 
「僕、爬虫類とか、全然好きじゃないっす」
アラタが愉快そうに告白した。
「僕もハムスターとか、ネズミでしょアレ。すっげー無理」
ヤスシが手を叩いて笑った。
祐司が近づいてきて、2人とハイタッチをする。
 
今回は、人狼側がすごくいいチームプレーをやったと思った。
村側の役職者、ダメだったねー。
的確に推理していたマイクを失ったのも痛かったね。
憎たらしいけど、敵陣営を尊敬するわ。