【36戦目/霊媒師】適当人狼
■9人村
■内訳:狼狼凶占霊狩村村村
■クローズルール。(初日お告げあり。初日咬みなし。連続ガードなし。)
■人狼:鈴太郎、仙人
■狂人:ユウジロウ
■占師:陽子
■霊媒師:リリー
■狩人:チラ美
■村人:シューキ、玲子、愛花
■結果:村人の勝利
はい、いつもの飲んだくれな適当人狼の時間。
さて、リリーは霊媒師のカードを引いた。
COはなるべく慎重にしよう。
▶︎1日目昼
「はい!!あたし、占いです!!」
いきなり陽子が叫んだ。
面食らってしまったらしく、誰も対抗で出ない。
「じゃあ狩人は陽子を守るってことで」
私はごく当たり前なことを言う。
「今日ねー、仙人が超怪しいと思うよ!」
チラ美のセンサーが働く。
おお、解りやすいくらい、仙人が動揺してるよ。
生中のジョッキ持つ手が震えてるじゃん。
そのあとはほとんど発展性のない会話になって、
まんま、仙人が票を集めてしまった。
処刑:仙人
▶︎1日目夜
おお、やっぱり仙人は人狼だったかー。
楽勝じゃないか。
▶︎2日目昼
死体:陽子
「なんで狩人は陽子守んなかったのーーー!」
私は思わず吠えた。
「で、仙人はねえ、人狼だったよーーーー!」
村人達は「おー!」とか言う。
ボンクラ市民どもが。
「俺、とある役職なんだけど。重要な役職なんだけど、相当ね、ユウジロウが怪しいと思うよ。顔、変だし」
鈴太郎がバカっぽいことを言う。
重要な役職ってバレバレなんだよ。
狩人なんでしょ?
言うなよ!!
「確かにユウジロウは役に立たないし吊ってもいいんじゃん」
私が言った。
「賛成でーす!!」
玲子が手を挙げて笑う。
「俺、ちょっとここの唐揚げ食ってただけっすよ」
ユウジロウは唐揚げを言い訳にする。
「唐揚げを食べるくらい緊張感がない奴だから、村かもね」
私は少し同情して、フォローしてやる。
すると馬鹿なユウジロウはまたもう一つ、唐揚げをつまむ。
「こいついなくていいよ!!」
鈴太郎が尚もいう。
周りも頷き、私もさしてフォローする気がなくなってきた。
処刑:ユウジロウ
▶︎2日目夜
ボンクラ・ユウジロウは人間だった。
ボンクラ人間だった。
▶︎3日目昼
死体:チラ美
私が霊結果を発表すると、「ユウジロウは人柱になった。それは必要だった」と玲子から残酷なことを言われてしまう。
で、鈴太郎が今度は「シューキ怪しいよね」とか言い出す。
「そう?」と愛花が観察し始める。
私は特段、挙動からみてもシューキは怪しくないと思った。
いつも通り超然としている。
「それより、鈴太郎がこんだけベラベラ喋りまくるときって怪しいよね。普段から怪しい顔だけど。メガネとか特に」
私がそういうと、心強さを感じたのかシューキも力強く頷く。
「リリー、偽物じゃないの。大丈夫?うさんくさいよ、ねえ」
鈴太郎が私に噛み付いてきた。
「じゃー、なんで他に対抗でないの。ってか、私、人狼見つけたらすぐにカミングアウトしましたよね。ってか、前日に怪しいと思って投票もしてるしね。仙人のこと言ってるのよ。わかってるよね」
私がやり返した。
「いや、嘘の結果を言ってるのかもしれない」
鈴太郎がこんなこと言い出したってことは・・・
間違いない。
こいつがラストウルフじゃ!
「あの仙人の挙動不審ぶり、どうよ。なんで弁明しなかったのよ。なんでおとなしく投票されてんのよ。なんでみんなは怪しいと思ったの?それは明々白々だよ。私を此の期に及んで怪しむ鈴太郎はどこまでも怪しいわ!!」
私は口から唾を飛ばしながら噛み付きにいった。
で、鈴太郎以外はみんな鈴太郎に投票。
処刑:鈴太郎
村人の勝利ーーーー!!!
はー。
このメンツは本当にやる気あんのか〜…